独自性のある発酵素材開発 取扱原材料

有効成分を生み出す製造方法としての発酵技術により、単純素材から付加価値素材にすることを得意としております。

食品原料酢酸菌LPS

酢酸菌発酵物

果実から単離した酢酸菌を植物由来原料を用いて発酵・粉末化した素材で、免疫賦活作用により花粉症やアレルギー症状を抑制します。

酢酸菌LPSの特徴

酢酸菌発酵物の特徴

・酢酸菌発酵物は抗アレルギー作用に特徴があり、特に花粉症の抑制に効果があります。

・酢酸菌発酵物の有効成分である糖脂質(リポポリサッカライド:LPS)は、酢酸菌をはじめとしたグラム陰性菌の細胞壁構成成分であり、体内の免疫バランスを正常化し、自然治癒力や皮膚の新陳代謝を促進させる効果が期待できます。

 

LPSの生物学的作用メカニズム

本素材の有効成分であるLPSは、マクロファージ表面にあるTLR4(Toll-Like Receptor4)-MD2-CD14からなる複合体によって認識される。その後、様々なシグナル伝達を経て活性化したNFκBやIRF(転写因子)が核内へと移行し、 TNF-αやインターロイキン(IL)など免疫系において重要な役割を持つサイトカイン遺伝子の発現を誘導する。一方、β-glucanやPeptidoglycanなどはTLR2を介して同様の伝達が行われる。これら一連の作用におけるLPSの比活性は、β-glucanや Peptidoglycan の1000~10000倍であると言われている。

<マクロファージ(MΦ)>

結合組織、消化管や気道の粘膜、肺胞、肝臓などに多く存在している食細胞で、特に自然免疫系の中心的役割を担っている。MΦは自然免疫の監視役として、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を受容体(TLR)を介して認識し、非特異的な貪食を行うとともに、様々なサイトカインを産生し、免疫細胞を活性化させる。

 

実験結果

マウスによる花粉症抑制効果の評価試験

<試験方法>

スギ花粉で免疫させたマウスにアレルギー症状を誘発させた後、IgE抗体価と体重が均一になるように群分けし、酢酸菌発酵物投与群では 833μg/kg/dayとなるように連日投与、もう1群は蒸留水投与とした。群分け1週間後から1週間連続して経鼻感作させた後、最終日に30分間の鼻掻き回数及び鼻こすりつけ回数を測定した。

<結果>

酢酸菌発酵物投与群では、非投与群と比較して鼻かき回数及び鼻こすりつけ回数が有意に減少した。

スクリーンショット(2015-02-02 2.05.57)

皮膚アレルギーに対する抑制効果の評価試験

<試験方法>

DNP IgE抗体で受動感作させたマウスの耳介部にDNFBを塗布し、アレルギー反応を惹起させた後、経時的に耳介の厚さを測定した。また3(72時間), 5(120時間)後には好酸球数も測定した。被験物質はアレルゲン塗布3時間前、塗布後15日目の間に11.1mg/kg/dayとなるようにゾンデで経口投与した。

<結果>

酢酸菌発酵物投与群では、非投与群と比較して即時型のアレルギー反応(1時間後及び3時間後)が有意に低下した。また遅延型アレルギー反応も抑制する傾向が見られた。

自然免疫活性化能(マクロファージ活性化能)の評価試験

<試験方法>

任意の濃度に調製したマクロファージ細胞株(J774.1, RAW264.7)の培養液中に酢酸菌発酵物を加えインキュベートした。

貪食活性は、PE標識ポリラテックスビーズを添加後細胞を回収し、フローサイトメーターにより貪食の評価を行った。

またNO産生能は、細胞上清にグリース試薬を加え室温でインキュベートした後、OD 550nm/668nmを測定し、NO産生量を求めた。

<結果>

酢酸菌発酵物の投与において、濃度依存的に貪食活性能及びNO産生能の増加が確認された。

 

スクリーンショット(2015-02-02 2.05.57)のコピー

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