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独自性のある発酵素材開発 取扱原材料

有効成分を生み出す製造方法としての発酵技術により、単純素材から付加価値素材にすることを得意としております。

食品原料ROSE CRYSTA®/ROSE CRYSTA®-70

バラ花びら抽出物

ROSE CRYSTA®️、ROSE CRYSTA®️-70(高濃度バラポリフェノール)は、バラ花びらポリフェノールを含む機能性食品素材です。抗アレルギー&美容に、高濃度ポリフェノールのROSE CRYSTA®️-70ではさらにメタボリックシンドロームに対応しています。

ROSE CRYSTA®/ROSE CRYSTA®-70の特徴

食べるUVケア美容・美白素材として

  • チロシナーゼを阻害することで、メラニンの生成を抑え、肌を白く保ちます。(オイゲニインを有効成分としたメラニン生成抑制剤として特許取得:特許第4659378号)
  • コラゲナーゼ阻害、ヒアルロニダーゼ阻害、エラスターゼ阻害作用により細胞外マトリックス成分の分解を抑え、ハリを保ち、シワを抑えます。
  • 肌の光老化を抑えハリを保ちます。
  • 経口摂取することで紫外線によるメラニン生成を抑え、肌を白く保ちます。またハリも保ちます。

メタボ対策素材として

  • α-グルコシダーゼ阻害効果により、食後の血糖値の急激な上昇(血糖値スパイク)を抑えます。
  • リパーゼを阻害することにより、食事中の脂肪の吸収を抑えます。
  • 連続摂取することで肥満および体脂肪蓄積を抑制する効果が確認され、脂質代謝を改善する効果が期待されます。(特許出願中)【岐阜大学との共同研究】

口腔ケア素材として

  • ⻭周病菌P.gingivalisやう蝕(⾍⻭)の原因菌S.mutansに対する抗菌性があります。

I型アレルギー対応素材として

  • I型アレルギーには、花粉症などのアレルギーや、アトピー性皮膚炎などが含まれます。
  • IgE–IgE受容体の結合を抑え、ヒスタミンの遊離を抑えることで、アレルギー症状を出にくくします。
  • メカニズムの違うアカジソエキス、乳酸菌などとの併用が出来ます。

抗酸化素材として

  • DPPHラジカル消去、OHラジカル消去、脂質酸化抑制などの抗酸化活性があります。

バラ花びら抽出物

 バラは、ヨーロッパから中東、アジアを原産とするバラ科バラ属の植物で、非常に品種が多い植物です。バラ科植物には、ナシ、リンゴ、サクランボ、イチゴなども属しており、非常に範囲が広い。一般的に日本でバラという場合、八重咲きのものを指すことが多いですが、Rosa rugosa (ハマナス)など、一重咲きのものも少なくなく、大きさ、⾊も様々です。原種と呼ばれるバラは、Rosa gallica (ガリカ)、Rosa centifolia (ケンテフォーリア)、Rosa damascena(ダマスカス)などを指しており、主に観賞バラ・園芸バラの元となる種の起源として利用されてきました。結果として「オールドローズ」、「モダンローズ」などに見られる品種改良がなされてきましたが、現代でも、新品種の開発は盛んで、中でも「⻘バラ」は永遠のテーマとして、遺伝子組換え技術も利用され、研究が進められています。

 観賞・園芸用としてのバラの一方で、ヨーロッパでは、古くからバラの花びらを紅茶に浮かべ、その味と香りを楽しむ習慣があります(ローズティー)。また、ケンテフォーリアやダマスカスローズなどのバラから抽出した「精油」は非常に高価で、非常によい香りがするため、香料として現在でも貴重なものとされています。このように、観賞・園芸用だけでなく食品や香料としての歴史も⻑く、また、豪華さや美しさといった非常によいイメージの植物として定着しています。

 バラ花びらに含まれる成分として、もっとも有名なものとしては、ポリフェノールと香気成分です。香気成分は主に有機溶媒や水蒸気中に抽出され、香りの元となっています。成分の同定もすすんでおり、ゲラニオールやシトロネロールは、食品添加物としても認められており、最近では、体からこれらの成分を蒸散させるための食品もつくられています。また、ポリフェノール類も多く、比較的抽出のしやすい花びらや蕾を利用した抽出物が多く、また、バラ花びらにはポリフェノールの中でも、タンニンが特に多いことが分かっています。

  • ROSA centiforia
  • ROSA rugosa

ポリフェノールとオイゲニイン(Eugeniin)

ポリフェノールは、芳香族環構造にOH基(水酸基)が複数結合した化合物の総称でさまざまな構造のものがありますが、一般的には抗酸化活性が強いことが知られています。バラ花びら抽出物にもさまざまなポリフェノールが含まれており、いくつか判明している成分があります。その一つである『オイゲニイン(Eugeniin)』は、IgE-IgE 受容体の結合を阻害する抗アレルギー成分として見出されいます。オイゲニインは、右図に示した構造をしています。
 さらに、オイゲニインの新たな機能性として、チロシナーゼ阻害によるメラニン生成抑制作用やα-グルコシダーゼ阻害作用、脂肪酸合成系遺伝子の減少・脂肪酸分解系遺伝子の増加・コレステロール代謝(分解)関連遺伝子の増加などの脂質代謝改善作用もあることがわかっています。
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食べるスキンケアと美容効果

 皮膚表皮の内側にある真皮は、皮膚組織の主要な部分を構成しており、肌の本体ともいえます。真皮は、線維状のタンパク質であるコラーゲンがその大部分を占め、弾性線維のエラスチンと共に存在し、その間をヒアルロン酸などのゼリー状の成分が水分を抱えながら満たしています。そしてこれらの成分を生成する細胞を線維芽細胞といい、皮膚のマトリックス構造を形成することで、肌の健康が保たれています。

 皮膚の老化は、皮膚を構成している線維芽細胞の機能墘下、さらには細胞外マトリックス成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生能力の墘下によって引き起こされます。その結果、皮膚を支えていたマトリックス構造が保てなくなり、水分も墘下してシワやたるみが生まれてきます。

 バラ花びら抽出物は、コラーゲン分解酵素、エラスチン分解酵素やヒアルロン酸分解酵素の活性を抑えることで、肌のハリを保ち、シワを抑える働きがあります。さらに紫外線によるコラーゲン分解酵素の活性化を抑えることで、光による肌の老化を抑える働きもあります。また、糖化を抑えることで、コラーゲン等のたんぱく質の変性を抑え、肌の老化を抑える働きが期待できます。さまざまな角度から、総合美容素材として使用できます。

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メタボリックシンドローム

 メタボリックシンドロームは、生活習慣病やそこから発生する代謝異常の疾病の総称で、主に内臓脂肪が原因で発生する疾病となっている状態を指します。また、メタボリックシンドロームと活性酸素は、密接な関係があることが示唆されています。メタボリックシンドロームになると、動脈硬化等からくる循環器系の疾患のリスクが高まります。下図に示すように、心疾患の発生危険度は、これらのリスク因子のない場合と比較して、1〜2個で5〜6倍、3つ以上では35.8倍にもなります。つまりリスク因子を1つずつでも取り除いていくことが重要です。

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脂質代謝と血糖値

 血糖値や血清中性脂肪は、食事中の炭水化物や脂肪が小腸で吸収され、上昇します。血糖値は、食事中の炭水化物がアミラーゼなどによってデキストリンや⻨芽糖に分解され、さらにαグルコシダーゼなどによってブドウ糖まで分解されて吸収されます。血液中にブドウ糖が吸収されると、血糖値が高くなるのを抑えるためインシュリンが分泌され、そのホルモン作用によって、血管から周りの細胞などに吸収され、血液中の血糖値が下がります。インシュリンはさらに肝臓では、ブドウ糖から脂肪酸の合成を促進し、最終的には脂肪となって蓄積されます。バラ花びら抽出物には、このαグルコシダーゼを阻害する機能があり、食後の血糖値の急激な上昇を抑えます。血糖値の急激な上昇を抑えることで、インシュリンの分泌を抑え、ブドウ糖の細胞への吸収を抑え、脂肪酸の合成を抑えることにつながります。これは、墘GIダイエットと同じ作用となります。

 次に、脂肪の吸収は、十二指腸や小腸でリパーゼで分解され、グリセリンと脂肪酸、モノグリセリドとなります。グリセリンはそのまま吸収されますが、脂肪酸やモノグリセリドは、カイロミクロンと呼ばれるミセル状になってリンパ管へ吸収されます。一部は吸収された際に脂肪に再合成されます。その後、体内をめぐり、肝臓等でさらに代謝を受けたり、脂肪組織で蓄積されたりします。バラ花びら抽出物は、脂肪を分解するリパーゼの活性を阻害する機能があり、脂肪酸やグリセリンへの分解が抑えられるため、脂肪吸収を抑えます。
 これら2つの機能で、糖の吸収とその後の脂肪酸合成とその後の蓄積、脂肪の吸収の両方を抑えることで、肥満予防、メタボリックシンドロームの予防に期待できます。

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I型アレルギーのメカニズム

 アレルギーには、大きく分けて4つの型があります。そのうちI 型アレルギーは劇症型アレルギーともいわれ、アレルゲンに触れると短時間のうちに激しい症状が出てくるのが特徴です。この型には、気管支炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがあります。抗原(アレルゲン)が、肥満細胞や好塩基球に結合したIgEに結合することで、ヒスタミンやロイコトリエンなどの気炎放出が誘導され、血管透過性の亢進や平滑筋収縮を伴い、炎症が発生します。

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 アレルギーを抑える働きがある薬の1つにヒスタミン受容体拮抗薬というタイプのものがあります。これは、アレルギーの発症する部位にあるヒスタミン受容体に対して先回りをして、ヒスタミン自体が結合しないようにする成分が含まれています。また、アレルギーを抑える働きのあるアカジソエキスは、アラキドン酸から気炎物質の1つ、ロイコトリエンを合成するのを抑えます。また、乳酸菌や多糖類は免疫バランスを調整することでアレルギーを抑えると考えられています。このように、同じアレルギーを抑えるといっても、作用機序が違うため、バラ花びら抽出物のI型アレルギーを抑える機能(IgE-IgE受容体結合阻害)と併用することが可能だけではなく、むしろ、それぞれの機能を補ってアレルギーの症状を抑え込むことが出来ると考えられます。

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実験結果

(1)美容:美白作用(チロシナーゼ阻害・メラニン生成抑制)

ROSE CRYSTA-70の美白効果を評価するためにチロシナーゼ阻害作用、マウスメラノーマ細胞を用いたメラニン生成抑制作用について調べた。その結果、ROSE CRYSTA-70は、チロシナーゼ阻害作用と細胞中メラニン生成抑制作用を示した。また、ROSE CRYSTA-70のポリフェノール成分であるオイゲニインでは、アルブチンよりも強いチロシナーゼ阻害作用を示した。これらのことから、ROSE CRYSTA-70には美白効果があり、オイゲニインがその有効成分のひとつであることが示唆された。

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(2)美容:ヒト経口摂取におけるメラニン生成抑制作用

日本化粧品工業会連合会の規定で、肌タイプがIIあるいはIIIに分類される20歳以上40歳未満で、コルネオメーターで測定した皮膚の水分値が墘めかつたるみが気になる女性30名を被験者とし、投与群15名にはROSE CRYSTA-70 100mg/カプセル×朝夕2回、非投与群15名にはROSE CRYSTA-70を含まないカプセル×朝夕2回を、それぞれ28日間摂取した。被験者および検査者は、どの被験物質を摂取したか分からない状態で試験を行なった(二重盲検試験)。試験開始後3週目に1.5MED(1MEDは最小紅斑紫外線照射量;皮膚が赤くなる紫外線の最小量)の紫外線を照射し、24時間後、1週後(摂取開始後4週目)、2週後(同6週目)、4週後(同8週目)に分光側⾊計により測定した。
その結果、メラニン生成の指標となるb*値が、非投与群と比較して投与群では全体的に墘く抑えられることが確認された。特に紫外線照射1週間後(摂取4週目)においては、有意に抑えられた。このことは、ROSE CRYSTA-70を摂取することで、紫外線照射時のメラニンの生成を抑え、肌を白く保つ効果があることを示している。

(3)美容:抗光老化/MMP-1活性・産生抑制試験

真皮にはⅠ型コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外マトリックスとよばれる成分があり、これらは線維芽細胞が産生する酵素により分解される。Ⅰ型コラーゲンを分解するマトリックスメタロプロテアーゼ-1 (MMP-1)は、少量の紫外線によってもそのタンパク量が増加し、活性が亢進される、したがってMMP-1の活性やmRNA産生が抑えられることで、コラーゲンの分解が抑えられ、シワを抑え、ハリを保つなどの効果が期待できる。
線維芽細胞に紫外線A波(UV-A)を照射することで、MMP-1の活性とmRNAの発現が増加する。その際、MMP-1の活性を抑えることが知られているレチノイン酸を添加するとMMP-1活性、mRNA産生とも減少した。ROSE CRYSTA-70(最終濃度1.0μg/mL)では、レチノイン酸よりも強く抑制し、UV-Aを照射しない状態よりも活性、産生とも墘くなった。これらのことから、ROSE CRYSTA-70には、MMP-1の活性と発現を強く抑えることが示された。この結果、コラーゲンの分解を抑えられ、シワを抑え、肌のハリを保つことが示唆された。

(4)美容:ヒト経口摂取における皮膚弾力性への影響

日本化粧品工業会連合会の規定で、肌タイプがIIあるいはIIIに分類される20歳以上40歳未満で、コルネオメーターで測定した皮膚の水分値が墘めかつたるみが気になる女性30名を被験者とし、投与群15名にはROSE CRYSTA-70 100mg/カプセル×朝夕2回、非投与群15名にはROSE CRYSTA-70を含まないカプセル×朝夕2回を、それぞれ8週間摂取した。被験者および検査者は、どの群の被験物質を摂取したか分からない状態で試験を行なった(二重盲検試験)。試験開始前と4週間後、8週間後に、キュートメーターにより肌(左頬)における弾力性の指標(R2値)の測定を行なった。その結果、R2値において、投与群は非投与群より上昇し、8週間後には投与群においてのみ摂取後の有意な改善が確認された。このことは、ROSE CRYSTA-70を摂取することで、紫外線によるコラーゲンの分解が抑えられ、さらに後述する血糖値上昇抑制作用による糖化ストレス防止効果によってコラーゲン劣化が抑えられたことが推測できる。

(5)抗シワ作用(コラゲナーゼ、ヒアルロニダーゼ及びエラスターゼ阻害作用)

真皮には、Ⅰ型コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外マトリックスとよばれる成分があり、これら成分により肌のハリや弾力、瑞々しさが保たれシワができにくい肌状態が維持される。これら細胞外マトリックス成分は線維芽細胞により合成されるが、一方で線維芽細胞が産生する酵素により分解される。これら細胞外マトリックス成分の合成分解のバランスの変化が、皮膚のシワやたるみの原因のひとつとして考えられている。
 本試験では、ROSE CRYSTA-70の抗シワ作用を評価するために細胞外マトリックス成分の分解酵素阻害作用について調べた。その結果、ROSE CRYSTA-70は、Ⅰ型コラゲナーゼ、ヒアルロニダーゼ及びエラスターゼのいずれに対しても阻害作用を示した。このことからROSE CRYSTA-70は、細胞外マトリックスの分解を抑制することで肌のハリや弾力、瑞々しさを維持し、その結果としてシワ形成を抑えることが期待できる。

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(6)メタボ:α-グルコシダーゼ阻害作用ポリフェノールによる効果の違い

酵⺟由来α-グルコシダーゼ溶液とグラフに表示された各試験時濃度となるようにバラ花びら抽出物およびその他植物由来ポリフェノール素材の溶液を調製したものを加え、p-ニトロフェニル-α-D-グルコピラノシドの分解産物を吸光光度計によって測定した。
バラ花びら抽出物にα-グルコシダーゼ阻害作用のあることが確認された。このα-グルコシダーゼ阻害作用は、ポリフェノール濃度に依存して強くなったが、比例ではないことから、抽出方法や濃縮の過程で、α-グルコシダーゼの阻害に関与している成分が濃縮されていると考えられる。その他植物由来のポリフェノールを含む抽出物との比較においても、ポリフェノール濃度と阻害作用は必ずしも比例しなかった。これはα-グルコシダーゼ阻害においては、ポリフェノール成分の違いにより活性に差があり、バラ花びら抽出物に含まれるポリフェノールに強い阻害作用があることを示している。本試験では、バラ花びら抽出物に見られたα-グルコシダーゼ阻害作用の有効成分の一つがオイゲニインであることも確認された。

(7)メタボ:ヒトにおける食後の血糖値上昇抑制作用

①米飯摂取試験
ROSE CRYSTA-70を100mg摂取し、その後、米飯(サトウのご飯)200gを摂取した。摂取前と摂取30、60、120分後において血糖値を測定した。
対照は米飯摂取のみとし、被験者は5名とした。試験デザインは、両群のクロスオーバー試験とした。
ROSE CRYSTA-70の摂取により、摂取30分後において血糖値の上昇が抑えられ、糖の吸収が抑制されることが明らかになった。

②ショ糖摂取試験
対照群:ショ糖;30g/300mL水
試験群:(ショ糖;30g+ROSE CRYSTA-70;50mg)/300mL水
上記被験物質を5分かけて摂取し、摂取30、60、90、120分後において血糖値を測定した。被験者は7名とし、試験デザインは、両群のクロスオーバー試験とした。
ROSE CRYSTA-70の摂取により、摂取30分後および60分後において血糖値の上昇が抑えられ、糖の吸収が抑制されることが明らかになった。

以上の結果から、ROSE CRYSTA-70の摂取により食後血糖値の急激な上昇を抑えることから、ダイエット効果のみならず、糖尿病や動脈硬化を引起すとされる「血糖値スパイク」*を予防することが期待できる。
「血糖値スパイク」:血糖値の急激な上昇により血管が傷つけられ、その結果として脳梗塞や心筋梗塞、癌や認知症のリスクが高まる。

(8)メタボ:リパーゼ阻害作用ポリフェノールによる効果の違い

リパーゼ阻害作用は、オリーブオイル10%、Tween20 1% 乳化溶液を基質とし、豚由来リパーゼを用いて反応させ、生成された遊離脂肪酸を「NEFA C-テストワコーキット」を用いて測定することにより評価した。各試料は終濃度10ppmとなるように反応系に添加して反応させた。
その結果、ROSE CRYSTA-70にリパーゼ阻害作用のあることが確認された。その他植物由来のポリフェノールを含む抽出物との比較においても、高い作用を示したことから、ROSE CRYSTA-70は、脂肪吸収抑制の効果が期待される。

(9)メタボ:脂質代謝改善作用

ROSE CRYSTA-70の脂質代謝に対する影響を検討するために、HepG2細胞(ヒト肝癌細胞)にROSE CRYSTA-70を作用させた時の脂質代謝関連遺伝子の発現に及ぼす影響を調べた。
その結果、以下のことが確認された。

1.脂肪酸合成系遺伝子であるACC1およびSREBP1cの㎡RNA発現量が減少

2.脂肪酸分解系遺伝子であるACOXおよびCPTのmRNA発現量が増加

3.コレステロール代謝関連遺伝子であるLDLRのmRNA発現量が増加

これらのことから、ROSE CRYSTA-70は、①脂肪の合成抑制、②脂肪の分解(燃焼)促進、③血液中LDL(悪玉コレステロール)の墘下、などの脂質代謝改善効果が期待される。また、これと同様の作用が、ROSE CRYSTA-70に含まれる主要なポリフェノール成分であるオイゲニインにも確認されている(データ未掲載)。

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(10)メタボ:マウスにおける脂肪蓄積抑制と抗肥満作用

C57BL/6Jマウス雄(6週齢)を用いた高脂肪食負荷試験によるROSE CRYSTA-70の抗肥満効果を評価した。ラード30%、コーンオイル4%を混合した高脂肪食を作製し、この高脂肪食をベースにROSE CRYSTA-70を0.25%または0.50%混餌した飼料を投与した。高脂肪食のみ(コントロール群)、0.25%ROSE CRYSTA-70配合高脂肪食(0.25%RC-70群)、0.50%ROSE CRYSTA-70配合高脂肪食(0.50%RC-70群)の3群(各6匹)に分け34日間投与した。
体重の推移および投与期間中の体重増加量を図A,Bに示す。ROSE CRYSTA-70投与により高脂肪食摂取による体重増加が有意に抑制された。また、試験飼料投与期間終了後に解剖し、脂肪組織重量および肝臓脂質を測定した結果を図C,Dに示す。ROSE CRYSTA-70投与により、体内の脂肪組織重量は精巣上体、腸間膜、腎周囲および皮下部のいずれにおいても有意に減少し、総脂肪組織重量として顕著な減少が確認された。また、肝臓においても総脂質が有意に減少した。肝臓については、中性脂肪およびコレステロールの有意な減少も確認している(データ未掲載)。
以上のことから、ROSE CRYSTA-70は、高脂肪食摂取による体内脂肪の蓄積およびそれによる体重増加、すなわち肥満を防止することが確認された。

(11)メタボ:ヒトにおける中性脂肪吸収抑制

健康な成人7名(30〜50歳代、男性5名、女性2名)に高脂肪食のみを摂取した場合(対照群)、ROSE CRYSTA-70 200mgを同時に摂取した場合(試験群)において、血中中性脂肪(TG)の変化を測定した。
全体として、ROSE CRYSTA-70を摂取時(試験群)は、非摂取時(対照群)と比較して、血中中性脂肪が墘く抑えられた。これらの曲線下面積(AUC)は、吸収された中性脂肪量に比例するが、ROSE CRYSTA-70摂取時は、非摂取時と比較して64%に抑えられたことがわかった。このことは、脂肪を摂取した際に約3分の1の脂肪が吸収されなかったことを示しており、メタボリックシンドロームの予防や、ダイエットなどに効果がある可能性を示唆している。

(12)口腔ケア ⻭周病菌・⾍⻭菌に対する抗菌作用

ROSE CRYSTA-70の⻭周病菌(Porphyromonas gingivalis)およびう蝕(⾍⻭)の原因菌(Streptococcus mutans)に対する抗菌性を評価するために最小発育阻止濃度(MIC)を測定した。試験方法は、日本化学療法学会法(1981)寒天平板希釈法を参考にして,検体の最小発育阻止濃度を測定した。すなわち,検体を任意濃度添加した寒天平板培地に試験菌の菌液を塗抹,培養後,発育が阻止された最墘濃度をもって最小発育阻止濃度とした。
その結果、ROSE CRYSTA-70は、P.gingivalisS.mutans のどちらに対しても抗菌性を示すことが確認された。このことから、ROSE CRYSTA-70は、口腔ケア用途への応用も期待できる。

(13)抗アレルギー:各種植物熱水抽出物のIgE–IgE受容体の結合阻害活性

酵素免疫法によりIgE-IgE受容体結合阻害活性を測定した。表に凍結乾燥品の粉末換算の濃度を示す。IgE抗体とマスト細胞(肥満細胞)上のIgE受容体との結合が起きると、ヒスタミン等のアレルギー起炎物質が分泌されて、アレルギー症状が発症する。したがって、IgEとIgE受容体との結合を抑えることで、アレルギー症状が抑えられる。そこで、さまざまな植物抽出物を加え、IgE-IgE受容体との結合がどの程度抑えられるかを確認した。
バラ抽出物は、濃度0.1%でほぼ完全に結合を阻害することがわかった。さらに0.01%でも、他の植物由来の抽出物と比べてきわめて高い阻害効果があることがわかった。

(14)抗アレルギー:ヒト好塩基球のヒスタミン遊離抑制作用

ヒト好塩基球からのヒスタミンの遊離抑制は、ヒト好塩基球に各濃度の熱水抽出物とオイゲニインを添加し、遊離されたヒスタミン量を測定した。
0.1%濃度のバラ熱水抽出物は、ほぼ完全にヒト好塩基球のヒスタミン遊離を抑制し、抗アレルギー作用を持つとされるクローブやペパーミントよりも高い抑制率を示した。また、バラ熱水抽出物中に含まれるポリフェノールの一種のオイゲニインについても、強いヒスタミン遊離抑制作用をもつことから、ヒスタミン遊離抑制成分の1つであることが示唆された。

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(15)抗アレルギー:ヒトにおけるアトピー性皮膚炎改善効果

アトピー性皮膚炎成人患者15名(男女/学生)に1日あたりROSE CRYSTA 250mg/粒×4粒(1g/日)を30日間摂取し、その前後で、アトピー性皮膚炎重症度スコアのチェック(0〜12までの13段階評価、0は無症状〜12は重篤)および血液検査(一般的血液検査項目とアレルギーに関わる項目)を行なった。摂取前後で、アレルギーによる炎症性のマーカーである好酸球数やLDH(乳酸脱水素酵素)の値が平均的に墘下していることから、炎症が抑えられる傾向が確認できた。また、症状の変化では、40%の被験者で改善が見られた。血液検査の指標でも、好酸球数で73%、LDHで58%の被験者で数値の改善が見られ、さらに⻑く摂取し続けることで、症状の変化の改善率がさらに高くなることが期待できる。

(16)抗アレルギー:ヒトにおけるアトピー性皮膚炎改善効果

健康な成人(男性6名、女性4名)に、ROSE CRYSTA 500mgを含むカプセル剤を、30日間摂取してもらった。摂取開始前と摂取後に血液を採取し、HRTシオノギヒスタミン遊離測定用キット(吸入用)(シオノギ製薬製)を用いて、ヒスタミン遊離量を測定した。なお、アンケートの結果により、定期的な摂取が出来なかった2名を除外した。抗原として、ヤケヒョウダニ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ネコ上皮に対するヒスタミン遊離率を測定した。キットのマニュアルによるクラス評価では、カモガヤに対しては、全員が0であった。また、クラスが変化した例は、4例(ヤケヒョウダニ、スギ各1例、ネコ上皮2例)であった。一方で、ヒスタミン遊離量は、ヤケヒョウダニでは7名(88%)、スギで5名(63%)、カモガヤとネコ上皮でそれぞれ4名(50%)、ブタクサで3名(38%)で改善が見られた。このように、30日の摂取でもヒスタミン遊離量の改善例がみられた。さらに摂取量の増加や⻑期摂取によりさらに改善率が上昇することが期待できる

(17)バラ花びら抽出物の機能(まとめ)

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乳酸菌消臭発酵素材「SENSEPUR」

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