ROSE CRYSTA®︎-CO

ローズクリスタ・シーオー

ROSE CRYSTA®-CO

センチフォリアバラ花エキス、BG、水
訴求ポイント
日焼け防止、抗糖化、抗酸化、保湿、抗シワ、ハリ

ROSE CRYSTA®-COは、バラ花びらを熱水抽出・精製した総合美容のための機能性化粧品素材です。

特徴

  • バラ花びらから抽出・調製したエキスです。
  • 日焼け防⽌効果を確認しました。
  • ヒアルロン酸を分解する酵素「ヒアルロニダーゼ」阻害作用により、お肌のしわを予防し、はりのある肌を保ち、日焼け等による肌の炎症を抑制することが期待されます。
  • ⻩色ブドウ球菌やニキビの原因となるアクネ菌に対する抗菌効果を確認しました。
  • 抗酸化能(DPPHラジカル消去能)が確認されました。
  • 医薬部外品原料規格2021「バラエキス」に適合しています。

試験データ

1. 肌の日焼け止め効果

男性1名女性6名に、ROSE CRYSTA-COを50%含む化粧水(試験群)と含まない化粧水(対照群)を前腕部または手の甲に塗布し、UVインデックスが「強い」地域で2日間過ごし、ROSE CRYSTA-COの効果を確認した。塗布は、朝夜2回/日とした。色差計を用いて測定した結果、対照群では、明るさ(ΔL*)がおよそ3.5変化した(⿊くなった)が、試験群では1.85程度の変化に抑えられた。この結果、ROSE CRYSTA-COは、紫外線を防⽌して肌の日焼を防ぐ効果があることが確認された。さらに、日焼けの程度が高い被験者(高日焼け群)で有意な日焼け防⽌効果が確認された。
また、このように紫外線を防⽌することは、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分解を防ぎ肌のハリを保ち、シワを防⽌する効果を高めることも期待される。

2. 肌のはり・うるおい効果(ヒアルロニダーゼ阻害活性)

ヒアルロン酸は、肌の水分保持、柔軟性の維持といった役割があり、肌の潤いを保持するのに重要な成分である、ヒアルロン酸加水分解酵素であるヒアルロニダーゼの活性を阻害することで、ヒアルロン酸の分解を抑制し、皮膚の保湿性、潤滑性、柔軟性を防⽌できる。また、ヒアルロニダーゼは炎症反応を促進するため、これを阻害することは炎症を抑える働きにもつながる。
また、このように紫外線を防⽌することは、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分解を防ぎ肌のハリを保ち、シワを防⽌する効果を高めることも期待される。

結果 バラ花びらエキスには、ヒアルロニダーゼ阻害作用のあることが確認された。ヒアルロン酸の分解が抑制されることで、肌のシワを予防したり、張りのある肌を保つことが期待できる。また、この阻害作用により、日焼け等による肌の炎症を抑える働きも期待できる。

ROSE CRYSTA-CO固形分:1.5%

3. 肌のさびつき防止(抗酸化作用)

バラ花びらの抽出物について、抗酸化の指標であるDPPHラジカル消去能を測定しました。その結果、抗酸化作用が確認できました。これにより、細胞の脂質酸化による肌のさびつきを防⽌できます。

ROSE CRYSTA-CO固形分:1.5%

4. 抗菌作用

アトピー性皮膚炎などを悪化させるひとつとして、ヒト皮膚上でのブドウ球菌の増殖が関連しているといわれている。
ROSE CRYSTA-COは、クローブなどのハーブよりも強い抗菌活性があり、皮膚常在性菌を減らすことにより、ヒト皮膚の炎症を改善ができる可能性が確認された。また、ニキビの原因となるアクネ(Cutibacteriumacnes)に対する抗菌作用を確認した。
一般に殺菌剤として使われるフィトスフィンゴシやイソプロピルメチルフェノールよりも強い活性を持ち、トリクロサン0.001%相当であることが確認された。よってバラ花びらエキスには、アクネ菌に対する抗菌効果があることが期待される。

  • Corynebacterium sp.(コリネバクテリア)
  • Staphylococcus epidermidis(表皮ブドウ球菌)
  • Staphylococcus aureus(⻩色ブドウ球菌)
ROSE CRYSTA-CO固形分:1.5%

5. 抗光老化(MMP-1活性・産生抑制)

真皮にはⅠ型コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外マトリックスとよばれる成分があり、これらは、線維芽細胞が産生する酵素により分解される。Ⅰ型コラーゲンを分解するマトリックスメタロプロテアーゼ-1(Matrix mettaloproteinase-1, MMP-1)は、少量の紫外線によってもそのタンパク量が増加し、また活性が亢進される。したがってMMP-1の活性、mRNA産生が抑えられることで、コラーゲンの分解が抑えられ、シワを抑え、ハリを保つなどの効果が期待できる。

結果 線維芽細胞に紫外線A波(UV-A)を照射することで、MMP-1の活性とmRNAの発現が増加する。その際、MMP-1の活性を抑えることが知られているレチノイン酸を添加するとMMP-1活性、mRNA産生とも減少した。バラの50%エタノール抽出物(最終濃度1.0μg/mL)では、レチノイン酸よりも強く抑制し、UV-Aを照射しない状態よりも活性、産生とも低くなった。これらのことから、バラ花びら抽出物には、MMP-1の活性や、その発現を極めて強く抑える働きが示唆され、コラーゲンの分解を抑えることで、シワを抑え、肌のハリを保つ効果が強いことが期待される。

6. 糖化物産生抑制作用

「糖化」とは、体内にあるコラーゲンなどの大切なタンパク質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化した変性タンパク質が生成され、最終的にAGEs(糖化最終生成物)という異常タンパク質が生成し、年齢を重ねるにつれて体内に蓄積してしまう現象である。「糖化」が進んでいくと、肌を老化させるばかりか、骨を弱らせ、白内障・動脈硬化・認知症など、さまざまな老化現象を引き起こすとされています。

結果 アルブミン-グルコース混合液に、ROSE CRYSTA-70を添加することで、糖化反応をどの程度抑えられるか、カルボニル基の量を指標として評価した。この試験の結果、ROSE CRYSTA-70の濃度に依存して、カルボニル基の生成が抑えられることが示され、ROSE CRYSTA-70が、糖化反応を抑えることが分かった。

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