研究開発体制

日々変化する市場ニーズに応えるため、発酵をベースとした新素材を企画・提案していくことが私たちの使命と考えています。新素材の立案、新製品開発、製造まで一環した体制で取組んでいくために、主に発酵技術を活用し、日々研究開発を行っております。

H25・H26・H27年度「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」、2017・2018・2020・2022・2023・2024年度「新あいち創造研究開発補助金」に採択されました。

  • 独自性のある天然機能性素材の 開発・製造

    当社は1984年の創業以来、食品と化粧品分野において独自の発酵技術によって機能性素材を開発してきました。その開発は独創的であり、微生物の隠れた能力を引き出す技法を用いたものです。開発のキーワードは「高機能」「高付加価値」であり、天然物を微生物の力によって変換し従来の機能性を高めたり、また新たな機能性をつくりだしたりすることで付加価値を創造してきました。これらの技術を結集して作り出された素材は高い機能性や安全性を有し、日本国内はもちろん、海外においても高い評価を頂いております。

  • 圧倒的創造力を有する 技術者集団

    東洋発酵には、基礎研究を得意とする理学博士や特に発酵素材の処方開発に長けた管理栄養士など、様々な領域の知識を持つ技術者が多数所属しています。その叡智を結集させて生み出される製品はまさにオンリーワンであり、微生物の持つ能力を最大限に発揮させるその創造力においては、他の追随を許しません。

品質保証に対する姿勢

製品の品質を担保することはメーカーとしての責務であり、また必要不可欠な要素でもあります。そのため東洋発酵では、使用する原料における微生物試験や理化学試験等の成分検査や、必要に応じて原料メーカー様及び加工メーカー様への工場視察・改善指導を実施するなど、原料受け入れから製品出荷にまたがる徹底した品質管理を行っています。さらに開発段階の製品においては、外部試験機関における毒性試験を実施し、科学的根拠に基づいた安全性保証も行っております。

大学機関との共同研究

東洋発酵は名古屋大学、岐阜大学、名城大学、椙山女学園大学、立命館大学等、数多くの大学との共同研究実績があります。大学が有するシーズを具現化して機能性素材として製品化した事例や、弊社素材を用いたin vivo試験系における機能性評価によって特許出願に至った例も数多くあります。

高性能な設備機器を多数保有

基礎研究を行うための実験機器、機能性評価や品質保証に必要となる分析装置、発酵素材を生み出す実生産機など高性能な設備機器を多数保有しています。これらの設備機器によって、高機能高品質な発酵素材の製品化が実現できているのです。