センスピュール
SENSEPUR®
米胚芽・大豆発酵抽出物、植物抽出物加工食品
- 訴求ポイント
- 整腸、消臭、便通改善
SENSEPUR®は、植物・穀物などを最先端のバイオテクノロジーを駆使して発酵抽出した排便消臭素材です。
特徴
- 臭気強度の抑制、臭気濃度の抑制、不快臭の抑制
- お腹、お肌をすっきりします。
- 体臭・口臭・排便臭のエチケット素材です。
- 安定性がよく、あらゆる形態で配合することが出来ます。
- 腸内フローラを整えます(善玉菌を増やし、悪玉菌の働きを抑えます)。
腸内フローラについて
腸内には細菌叢があり、この細菌叢の分解産物を腸から吸収し、人間は栄養補給をしています。ただこの細菌叢には善玉菌(乳酸菌等)と悪玉菌(ウェルシュ菌等)があります。これらは老化や偏った食事(間食中心)、不規則な食事によりバランスが崩され、有害菌が増える結果となってしまいます。これにより腸の運動は抑制され、便秘の起因、それによる肌のむくみ、吹き出物の起因となります。また悪玉菌が活発になり、それによってタンパク質が異常発生し、その分解物質であるインドール、スカトール等の悪臭物質が発生し、便臭、口臭、体臭の悪臭化の原因となるのです。そこで「SENSEPUR」は米胚芽大豆発酵抽出物および植物抽出物(ユッカ抽出物、キラヤ抽出物)により腸内の細菌叢を正常化し、腸の運動を促進させ、便秘対策、肌への好影響、栄養吸収の正常化、悪臭の抑制をきたすのです。
腸内フローラ改善効果のある素材
- 米胚芽・大豆発酵抽出物
- 食物繊維
- 米胚芽と大豆を植物性乳酸菌で発酵させています。乳酸菌発酵物は善玉菌を増やし腸内フローラの改善をすることで、整腸効果を得る効果が期待できます。
直接的に消臭効果のある素材
- ユッカ抽出物
- キラヤ抽出物
- 北米原産の砂漠に自生する植物“ユッカ”は、古来よりインディアンによって水に次ぐ貴重な必需品として大切にされてきました。“ユッカ”は体に付きまとう臭い(口臭、体臭、糞尿臭)の消臭といった効果もあるとして珍重されていました。ユッカ、キラヤともサポニンが多く含まれ、揮発性の油溶性成分を取り込む事で直接的に消臭効果を発揮すると考えられます。
試験データ
1.ヒト排便消臭評価試験
- <試験方法>
- 健康な成人男女24名(男性:9名、女性:15名、年齢:20代〜60代)を被験者とし、SENSEPUR 510mg/日(170mg/カプセル×3粒、就寝前)摂取とした。7〜10日の観察期間の後、SENSEPURを2週間摂取し、摂取前後の排便状況を比較した。
- <結果>
- 排便状況(排便回数、便性状)については一定の変化はみられなかったが、便臭の強度および不快度は統計的にも有意な改善が確認された。
<評価項目>
- 便臭の強さ:
- 6:強烈なにおい
- 5:強いにおい
- 4:楽に感知できるにおい
- 3:何のにおいかわかる弱いにおい
- 2:やっと感知できるにおい
- 1:無臭
- 便臭の不快感:
- 7:非常に不快
- 6:不快
- 5:やや不快
- 4:快でも不快でもない
- 3:やや快
- 2:快
- 1:非常に快
- アンケートのコメント
- 便臭は2日目ぐらいからかなり軽減された。(50代女性)
- 便臭の種類が3日目から変わってきたような気がした。摂取中止後2日目に便秘になり、翌日の便臭は強度、不快度共に高くなった。(30代男性)
- 無理なく排便できるようになった気がする。(60代女性)
- 排便が規則正しくなった。(20代男性) ・・・など。
2.汗中の不快臭低減評価試験
- <試験方法>
- 健康な成人男性1名(40代)を被験者とし、SENSEPUR摂取量は750mgとした。摂取前および摂取後60分、120分の汗を採取し、汗中イソ吉草酸濃度を測定した。汗の試料はエルゴ自転車メーターにて運動(20〜25km/時、15分間)した後の指先より採取した。
- <結果>
- 摂取60分後から汗中イソ吉草酸濃度の低下確認された。このことから、SENSEPURの経口摂取により不快な体臭を軽減することが期待される。
3.ニンニク臭低減評価試験(in vitro)
- <試験方法>
-
おろしニンニクを密閉容器に100、300、500mg入れ、37℃にて10分間放置後、SENSEPUR 300mgを各容器に入れて混合した。
さらに37℃にて10分間放置した後、ニンニク臭の強さを官能検査により評価した。対照としておろしニンニク300mgのみを処理して評価した。
- (官能評価基準)
- 1:無臭
- 2:かすかな臭い
- 3:はっきりとした臭い
- 4:強烈な臭い
- <結果>
- SENSEPURの添加により、ニンニク臭の低減が確認された。
このことからSENSEPURは悪臭成分に直接作用することにより消臭効果を発揮することが期待される。
4.ヒト経口摂取による便通改善評価試験
- <試験方法>
-
20歳以上59歳以下の日本人男性及び女性で、かつ週の排便回数が3〜5回の者15名を対象とした便通改善評価試験を実施した。
被験品はSENSEPUR配合ハードカプセルとし、摂取量は500mg/日(125mg/1粒[HCP]×4粒)と設定した。試験期間の14日間において、被験者には就寝前に水とともに被験品を摂取してもらった。
- <評価方法>
- 摂取前後における各被験者への排便調査(アンケート形式)を元に評価を行った。
- <結果>
-
便通改善評価試験の結果、SENSEPURを摂取することにより排便量、排便回数、排便日数の項目において有意な改善が確認された。
以上のことから、SENSEPURを摂取した場合において便の排出をスムーズにし、便秘症状を改善させる効果が期待できる。
安全性試験データ
安全性試験 | 結果 |
---|---|
急性経口投与 毒性試験 |
LD50 2000mg/kg体重以上 (ラット) |
13週間反復 経口投与試験 |
無毒性量(NOAEL) 500mg/kg体重以上ラット(雌雄) |
復帰突然変異 (Ames)試験 |
陰性 |