YUKIME®︎

ユキメ

YUKIME®

ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液、ペンチレングリコール
訴求ポイント
バリア機能、水分保持、新陳代謝、抗シワ、ハリ、黄ぐすみ防止、エクソソーム産生促進

YUKIME®は、北海道品種「ゆきひかり」玄米を発芽させ、イチジク由来のラカンセア酵母で発酵させたオリジナル原料です。保湿による肌老化の防止、バリア機能・水分保持機能、新陳代謝機能、抗シワ・ハリ改善などの美容効果があります。

特徴

乾燥からお肌を守り、潤いのある若々しい肌へ!

  • 発芽させた北海道品種ゆきひかり玄米を、イチジク由来のラカンセア酵母(Lachancea kluyveri)で発酵した素材です。(特許第7162351号)
  • 発酵により、表皮角化細胞における複数のセラミド合成関連酵素の遺伝子発現促進作用が高まることが確認されました。
  • 表皮角化細胞への作用
    • 『バリア機能・水分保持機能、新陳代謝機能改善』
      •  セラミド産生量、セラミド合成関連酵素、プロフィラグリン(天然保湿因子の前駆体)、アクアポリン(AQP3:細胞間の水分調節)の遺伝子発現量、ATP産生、細胞増殖能を促進します。
  • 線維芽細胞への作用
    • 『抗シワ・ハリ改善』
      •  ヒアルロン酸合成酵素(HAS2)の遺伝子発現量、ヒアルロン酸産生、コラーゲン産生、細胞増殖能を促進します。コラーゲン産生についてVC誘導体との相乗効果が確認されました。(特許第7162352号)
  • 脂肪由来間葉系幹細胞への作用
    • 『抗シワ・たるみ改善』
      •  幹細胞増殖及び幹細胞からのエクソソーム産生を促進させます。この作用によって、皮膚細胞への細胞修復効果やバリア機能、抗シワ・たるみ改善効果がより一層高くなることが期待されます。
  • ヒト試験結果
    • 『角層水分保持能の改善・ターンオーバー改善・角層の健全化・肌の黄ぐすみ低減・肌の透明度向上』
      •  ヒト試験により、角層水分量の増加、鱗屑の減少、重層剥離の減少、カルボニル化タンパク質減少効果が確認されました。

乾燥による肌老化

肌は乾燥状態に曝されると皮膚の表面でカルボニル化タンパクや活性酸素が増加し、皮膚に様々なダメージを与え老化を進めます。下図はその乾燥による皮膚ダメージの一部を示したものです。

乾燥によるダメージ
  1. 皮膚が乾燥すると、炎症性サイトカインのIL-1αやIL-8が分泌亢進され、神経線維が伸長します。結果として皮膚刺激の感受性が高まり、乾燥性敏感肌となります。
  2. 分泌されたIL-1αは活性酸素の産生を亢進し、活性酸素は皮脂を酸化し過酸化脂質を生成します。過酸化脂質の最終産物であるアルデヒド化合物はタンパク質を酸化修飾し、カルボニル化タンパク質を生成します。カルボニル化タンパク質は保湿機能の低下、肌の黄ぐすみ、透明度の低下をもたらします。さらに、カルボニル化タンパク質はUVを吸収すると新たな活性酸素を生成し、それが新たなカルボニル化タンパク質を生成し、皮膚をさらなる乾燥に導きます。
  3. またIL-1αは、線維芽細胞のコラーゲン分解酵素MMP-1の産生を促進し、その結果コラーゲンの分解が進み、しわ・たるみの原因となります。
  4. IL-8は、好中球の真皮組織への浸潤を誘導し、真皮で好中球はエラスターゼを分泌し、コラーゲン繊維を束ねてハリや弾力性をもたらしているエラスチンを分解します。さらに好中球エラスターゼはコラーゲン繊維をMMP-1から保護しているデコリンを分解し、MMP-1によるコラーゲン繊維の分解を促進します。このように乾燥により導かれた炎症性サイトカインから、様々な因子が誘発され、結果的に肌のハリ・弾力性を低下させしわの原因となります。

肌老化の原因は乾燥!

肌の乾燥は炎症性サイトカイン等の様々な老化因子を誘発し、さらなる乾燥を導くカルボニル化タンパク質や、真皮のコラーゲンを分解するMMP-1産生を増加させます。結果的に乾燥がしわ等の肌老化を引き起こす原因となります。

皮膚の表皮と真皮にはたらきかける

バリア機能・水分保持機能、新陳代謝機能改善効果

表皮は角層、顆粒層、有棘層、基底層を成す各細胞から構成されています。
皮膚のバリア機能は、表皮角層の内側の水分の蒸散を防ぎ、外界からの異物(アレルゲン・細菌など)の侵入を防ぐ役割を担っています。皮膚表皮の細胞は基底細胞から有棘細胞、顆粒細胞と生長を続け、顆粒細胞の段階でセラミドやアミノ酸などの保湿成分の材料を顆粒に蓄えます。さらに細胞は生長して顆粒の中身を細胞外に放出し、外側の細胞膜と細胞の中の核が消失します。そして角質細胞が完成し、その外側ではセラミドなどの細胞間脂質が多層状のラメラ構造をつくります。一方、細胞の内側ではケラチン線維が発達して細胞の強度を増し、外部からの圧力や刺激に対抗するとともに、内部に蓄えたアミノ酸などの天然保湿因子(Natural Moisturizing Factor:NMF)が水分を抱きかかえて角質層のうるおいを保ちます。
ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、表皮においてセラミドの産生、セラミド合成関連酵素、プロフィラグリン、アクアポリン3(AQ3)のmRNA遺伝子発現、ATP産生、細胞増殖能を促進することによって、皮膚のバリア機能・水分保持機能を高めることで老化から肌を守り、皮膚の新陳代謝を高めることが期待されます。
皮膚表皮の内側にある真皮は、皮膚組織の主要な部分を構成しており、肌の本体ともいえます。真皮は、線維状のタンパク質であるコラーゲンがその大部分を占め、その間をヒアルロン酸などのゼリー状の成分が水分を抱えながら満たしています。そしてこれらの成分を生成する細胞を線維芽細胞といい、皮膚のマトリックス構造を形成することで、肌の健康が保たれています。
皮膚の老化は、皮膚を構成している線維芽細胞の機能低下、さらには細胞外マトリックス成分であるコラーゲンやヒアルロン酸の産生能力の低下によって引き起こされます。その結果、皮膚を支えていたマトリックス構造が保てなくなり、水分も低下してシワやたるみが生まれてきます。
ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、真皮において線維芽細胞の増殖と、コラーゲンとヒアルロン酸産生を促進することによって、加齢に伴い衰えた肌機能に働きかけ、潤いやハリといった肌質感の改善を促進します。

試験データ

表皮(角化細胞)への作用 ~バリア機能・水分保持機能・新陳代謝機能改善効果~

1.セラミド産生促進作用

セラミドは角層細胞間脂質成分としてラメラ構造を形成する。
正常ヒト表皮角化細胞を用いたセラミド産生促進作用を評価した。試験の結果、発酵により、セラミド生合成の関連酵素であるセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT1,SPT3)mRNAの発現促進作用が高くなることが確認された。(A)
またラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、SPT1,SPT3mRNAの発現を濃度依存的に促進し(B)、さらにセラミド産生量を増加させること(C)が認められた。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、表皮角化細胞のセラミド産生能を促進し、セラミド量を増加させることにより角層細胞間のラメラ構造を補強して肌のバリア機能や水分保持力を向上させる効果が期待される。

2.アクアポリン3(AQP3)遺伝子発現促進作用

アクアポリン3は皮膚のケラチノサイトに存在する水チャネルであり、水分子やグリセロールの輸送を促進する。そのため肌の潤いや弾力性の維持に寄与している。また創傷時の治癒促進や炎症の制御にも関わるとされている。加齢に伴い発現量が減少していくAQP3を取り戻すことにより、皮膚質感の若返りが期待できる。
正常ヒト表皮角化細胞を用いたAQP3遺伝子発現評価試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は濃度依存的にAQP3mRNAの発現を促進することが認められた。このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、肌の保湿機能・皮膚質感を向上させる効果が期待される。

3.プロフィラグリン産生促進作用

フィラグリンは顆粒細胞にて、その前駆体のプロフィラグリンとして合成される。その後、表皮細胞の分化に伴いフィラグリンに分解され、遊離されたフィラグリンは角質細胞内でケラチン線維を凝集させた後、さらに角質層上層で天然保湿因子(NMF)であるアミノ酸に分解される。
正常ヒト表皮角化細胞を用いたプロフィラグリン遺伝子発現評価試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液はプロフィラグリンmRNAの発現を促進することが認められた。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、NMF(アミノ酸)の元であるプロフィラグリン産生能を促進し、肌の代謝と共に角質層水分の保持機能を向上させる効果が期待される。

4.ATP産生促進作用

環境の外的因子の影響や加齢により、表皮細胞の活動や増殖能が低下すると、表皮のターンオーバー速度が遅延するため、表皮の菲薄化や角質層肥厚などの分化不全が引き起こされる。その結果、皮膚の保湿機能や弾力性が低下し、角質の異常剥離が起こり、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等の変化が生じる。
そこで、角化細胞の増殖を促進することができれば、皮膚のターンオーバーが促進され、肌の新陳代謝機能の回復が期待される。細胞増殖を促進するためには、細胞分裂に必要な生体エネルギーであるATPの産生量を上げることが重要である。実際に、機能の低下した細胞や老化した細胞では、ATP産生量は正常細胞より減少する。
そのため、細胞におけるATPの産生を促進することができれば、皮膚のターンオーバーを促進し、肌の新陳代謝機能の回復が期待される。
正常ヒト表皮角化細胞を用いたATP産生評価試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液はATP産生を促進することが認められた。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、表皮角化細胞のATP産生能を促進し、肌の新陳代謝機能を回復させる効果が期待される。

5.表皮角化細胞における細胞増殖促進作用

基底層で分裂した表皮角化細胞では、分化・成熟を経て上層に移行し、角層まで達した後、脱落しターンオーバーを繰り返し、表皮を形成している。加齢により表皮角化細胞の新陳代謝が衰えると小じわ、色素沈着、角層の天然保湿因子の発現の低下などが導かれる。
正常ヒト表皮角化細胞を用いた細胞増殖試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、細胞賦活作用があり、濃度依存的に高くなることが認められた。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、皮膚の新陳代謝機能を回復させることにより、小じわ、色素沈着、角層の天然保湿因子の発現の低下などの皮膚の老化症状を改善することが期待される。

▲正常ヒト表皮角化細胞の培養48h後のプレートのwell撮影写真。
 ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、表皮角化細胞の増殖を促進することが確認された。

6.表皮角化細胞における細胞増殖促進作用 ~ナイアシンアミドとの併用によるシナジー効果~

表皮角化細胞はターンオーバーの正常化や保湿機能に関わる成分産生(セラミド、NMF等)に寄与していることから、表皮角化細胞の増殖能を高めることは健康的で美しい肌を作り上げる上で重要である。
そこで本試験では、医薬部外品におけるシワ改善の有効成分でありながら、表皮におけるバリア機能改善効果も有するナイアシンアミドとの併用による表皮角化細胞増殖能に関する評価を行った。
その結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液およびナイアシンアミドの単独添加時における細胞増殖率が15%、18%であるのに対して、併用した場合の増殖率が38%となった。
つまり、それぞれの単独添加時増殖率の加算値(33%)よりも併用時増殖率(38%)の方が約1.2倍高くなったことから、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液とナイアシンアミドを併用することによって表皮角化細胞増殖能が相乗的に向上することが期待される。

真皮(線維芽細胞)への作用 ~抗シワ・ハリ改善効果~

1.線維芽細胞における細胞増殖促進作用

正常ヒト線維芽細胞を用いた細胞増殖試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、植物由来成分でありながら有意に高い活性が認められた。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、線維芽細胞の増殖を促進することにより、細胞から作られるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分の産生も促進し、肌の老化防止効果が期待される。

2.コラーゲン産生促進作用

正常ヒト線維芽細胞を用いたコラーゲン産生試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、有意なコラーゲン産生促進作用を有することが認められた(A)。さらにラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液と併用してアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩(VC-MP)存在下において、それぞれでコラーゲン生成促進作用の増強が認められた(B)。ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液、VC-MPそれぞれ単独でのコラーゲン産生促進作用の足し合わせよりも併用した場合の方が高かったことから相乗効果が確認された。
このことからラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、線維芽細胞のコラーゲン産生能を高め、シワやたるみなどを改善する効果が期待される。またビタミンC誘導体と併用することで相乗効果が示唆された。

3.ヒアルロン酸産生促進作用

正常ヒト線維芽細胞を用いたヒアルロン酸産生試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、濃度依存的にヒアルロン酸合成酵素(HAS2)のmRNA発現を促進させると共に、濃度依存的にヒアルロン酸産生能を促進することが認められた。
ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は、線維芽細胞のコラーゲン産生能だけでなく、ヒアルロン酸産生能も促進することから、シワやたるみなどを改善する効果がよりいっそう期待される。

脂肪由来間葉系幹細胞への作用 ~幹細胞増殖・エクソソーム産生促進作用~

エクソソームとは様々な細胞が分泌する遺伝子情報(mRNA、miRNAなど)が含まれている直径100nmほどの小胞である。エクソソームは隣り合った細胞だけではなく、遠い細胞にも情報を届け、細胞間の情報伝達に重要な役割を担っている。
皮下組織に存在する脂肪幹細胞は自己複製能及び多分化能を持つ間葉系幹細胞の一種である。脂肪由来間葉系幹細胞から分泌されるエクソソームが皮膚に存在する細胞に取り込まれると、その細胞の機能を制御する。表皮細胞においてはバリア機能の回復、また真皮線維芽細胞においては細胞の増殖およびコラーゲンの産生を促進するといった様々な機能を発揮する。さらに、脂肪由来間葉系幹細胞から分泌されるエクソソームが細胞の老化抑制作用も有することが報告されている。
従って、脂肪由来間葉系幹細胞を活性化させることによって、エクソソームが多く分泌され、エクソソームを介する抗シワやたるみ改善及び老化抑制といった若返りのアンチエイジング効果を期待することができる。

1.脂肪由来間葉系幹細胞の増殖能

脂肪由来間葉系幹細胞を用いた細胞増殖試験の結果、ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は濃度依存的に細胞増殖を促進させることが示された。

2.エクソソームの産生促進作用

脂肪由来間葉系幹細胞をラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液添加培地で培養した後、その培養上清を回収した。培養上清中のエクソソーム特異的マーカーであるCD9及びCD63を用いて評価した。その結果、 ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液は濃度依存的にエクソソーム産生を促進させることが確認された(A, B)。

YUKIME配合ローションでのヒト試験結果 ~水分保持能改善~

1.角層水分量の変化

成人男女16名(女性11名、男性5名、平均年齢: 41.4±9.5歳)を被験者、また前腕内側部を被検部位として実施した。
被験者は朝晩の1日2回の塗布を4週間連用し、使用前から使用後4週間に渡り、1週間おきに測定を行った。測定日の朝は塗布を控え、測定はマイルドな洗浄剤で両腕の被検部位を洗浄し、室温20〜22℃、湿度40〜45%の恒温室にて20分間の馴化後、Corneometer CM825 を用いて角層水分量を測定した。被験部内5点を測定し、最大値と最小値を除く3点の平均値を採用した。
塗布は下記2種類のローションを等量、両腕の対称被験部位にそれぞれ塗り分けた。

  • 試験ローション:YUKIME 90%配合
  • 対照ローション:YUKIME 非配合(ラカンセア/加水分解発芽コメ発酵溶解質液を水に代替)

対照群に比べ、YUKIME配合の試験ローションを塗布した被験部位の角層水分量は経時的に上昇し、3週間目以降では対照群と比べて、有意な増加が確認された。
この結果から、YUKIMEは、肌の保湿力を向上する効果のあることが明らかとなった。

2.角層水分量の上昇に伴う肌状態の変化

上記4週間の連用試験において、YUKIME配合ローションにおける使用前と4週間連用後の肌状態を同一被験部にてドライスキンマイクロスコープMC-50T(インテグラル製)で観察した。
乾燥状態で観察される鱗屑が角層水分量の上昇に伴い、減少していることが確認された。

< 肌表面乾燥状態の変化 >

3.角層水分量の上昇に伴う肌状態の変化 ~重層剥離の減少~

皮膚の角層を粘着テープで採取したときに、角層が重なって剥がれることを重層剥離という。重層剥離の多い皮膚は、バリア機能に劣り、肌荒れ、乾燥、炎症状態を伴うことが多い。重層の程度が大きいほど、肌荒れ状態がひどく、逆に肌状態が改善することにより、重層剥離の程度も小さくなる。そのメカニズムの1つとして、角層の水分含量が少ない乾燥状態にあると、角層細胞同士を接着しているデスモソームの分解が抑制され、角層細胞が正常より厚くなって落屑するといわれている。ターンオーバーが正常に行われていると、一層毎にきれいに重なった状態の角層になる。
ヒト試験において塗布前及び塗布4週間後、テープストリッピングにより採取した角層をゲンチアナバイオレット液にて染色を行った後、画像解析により細胞総面積及び重層剥離面積をそれぞれ抽出し、総角層細胞面積に対する重層剥離面積の割合の平均値を角層の重層剥離度合として評価した。
ヒト連用塗布試験の結果、試験群では対照群と比べて塗布前後による重層剥離面積の減少の変化量が大きかった。この結果から、YUKIMEは、肌のターンオーバーを改善し、角層を健全な状態に導くことが期待される。

< 角層重層剥離状態の変化 >

4.角層水分量の上昇に伴う肌状態の変化 ~カルボニル化タンパク質の減少~

カルボニル化タンパク質は過酸化脂質の最終産物であるアルデヒド類のタンパク質への酸化修飾によって生成するが、その主な発生要因は乾燥であると言われている。また、カルボニル化タンパク質は保湿機能を低下させ、肌の黄ぐすみや透明度の低下を引き起こす。
ヒト試験において、塗布前及び塗布4週間後、テープストリッピングにより採取した角層をFluorescein-5-thiosemicarbazide(5-FTSC)と反応させて蛍光染色した後、蛍光画像解析により各画像から抽出した総細胞面積に対する蛍光輝度の細胞面積の相対値を求め、角層カルボニル化タンパク質の評価を行った。
ヒト連用塗布試験の結果、試験群では対照群と比べて有意にカルボニル化タンパク質の量が減少した。この減少効果は、YUKIMEによる角層水分量の増加効果へ寄与していると考えられ、同時に皮膚の黄ぐすみ低減や肌の透明度向上効果も、もたらすことが期待される。

< 角層中カルボニル化タンパク質の変化 >

5.試験ローション・対照ローション4週間連用塗布後のアンケートによる肌状態の実感結果

4週間の保湿連用試験において、社内被験者による4週間連用後での肌状態のアンケート調査を実施した。その結果、「肌に潤いがでた」「肌にハリがでた」「肌の乾燥感が軽減した」という項目において、「あてはまる」という評価がYUKIME配合ローションの方が多いという結果が得られた。
YUKIME配合により、肌状態での実感が得られやすいことが分かった。

試験ローション
(YUKIME配合品)

対照ローション
(水代替配合品)

安全性試験データ

安全性試験 結果
Ames試験 陰性
皮膚刺激性試験
(代替法 OECD TG439)
無刺激性
眼刺激性試験
(代替法 OECD TG492)
無刺激性
光毒性試験
(代替法 OECD TG432)
陰性
ヒトパッチテスト
(24時間閉塞 20名)
安全品
ヒト皮膚感作性試験
(RIPT 50名)
累積刺激性および
感作性は無し

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