8-ヒドロキシイソフラボン類

“豆味噌は脂質が多いのに、
なぜか酸化劣化しにくい”

この謎を解き明かすべく、
豆味噌中の成分探索を進めました。

見つかったのは
8-Hydroxyisoflavones。
この成分は認知機能改善効果を
有していたのです。

8-Hydroxyisoflavones

8-ヒドロキシイソフラボン類による
認知機能改善効果

更新情報

2022年6月17日
第22回日本抗加齢医学会総会で次のとおり発表しました。
『大豆イソフラボン発酵物摂取による認知機能改善効果の検討 −ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験-』
2022年6月9日
特設ページを公開しました。

8-ヒドロキシイソフラボン類とは

8-ヒドロキシイソフラボン類は、大豆イソフラボンアグリコンであるダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインの8位に水酸基が導入された8-ヒドロキシダイゼイン、8-ヒドロキシゲニステイン、8-ヒドロキシグリシテインの3種からなる。
アグリコン体と比べて、特に抗酸化作用と抗糖化作用が格段に向上している。

・8-ヒドロキシダイゼイン
・8-ヒドロキシゲニステイン
・8-ヒドロキシグリシテイン

8-ヒドロキシイソフラボン類は愛知県の名産品でもある八丁味噌やたまり醤油など、豆麹を使った発酵食品に多く含まれている他、 テンペ(インドネシアの大豆発酵食品)や豆鼓(中国の調味料)、テンジャン(韓国、朝鮮の調味料)など世界の発酵食品においても確認されている。 
※(Int. J. Mol. Sci. 2014, 15, 5699-5716)