台湾ドラッグストアの化粧品売り場の実態2025|海外市場レポート第2回

台湾の３大ドラッグストアは、香港資本の屈臣氏(Watsons/ワトソンズ)、台湾資本の康是美(Cosmed/コスメド)や寶雅(POYA/ホウヤ)です。
今回、ワトソンズとコスメドの2店舗の売り場において、当社社員の目から見て、特に販売に力が入っていると感じた化粧品や、美容サプリメントをご紹介します。

ワトソンズによる多様なスキンケアケアブランド

ワトソンズは自社オリジナルブランドのスキンケアシリーズを充実していました。
高機能のドクターズコスメ「TARGET PROシリーズ」やエイジングケア「SKIN ADVANCED」、敏感肌用「WINONA」、若年層向け「divinia」など多様なブランドを備えていました。

ドクターズコスメ：台湾発ドクターズコスメと日本製品の転用

ワトソンズとコスメドのいずれもドクターズコスメを広く販売していました。台湾発ブランドは多数あり、「DR.WU」や「Dr.Satin」、「Dr.May」、NARUKOによる「ampm」や「京城之霜(JINGCHENG)」などが販売されていました。
また、日本発のドクターズコスメ「JC PROGRAM」シリーズもポップを用い販売されていました。

バイオセルロースマスクの先駆者　台湾ブランド「For Beloved One」

エクソソーム配合マスク_台湾ブランド「我的心機(MY SCHEMING)」

台湾のスキンケアブランド「我的心機(MY SCHEMING)」がエクソソームとCICAを配合したマスクを販売していました。
我的心機は世界20カ国以上で販売されているフェイスマスクのブランドです。
トレンドと機能性を追求した、品質と価格のバランスがよく日常使いできるブランド です。

内外美容の浸透、美容サプリメントの伸張

店舗内は、化粧品やサプリメント、日用雑貨などカテゴリーで複数階に分かれていました。
サプリメント売り場とは別に、化粧品フロアにも、内外美容としてコラーゲンや乳酸菌、カルシウムを含有する美容サプリメントが販売されていました。

日本以外の外国ブランド商品

台湾では、米国のドクターズコスメCeraVe(セラヴィ)や敏感肌用スキンケアブランドCetaphil(セタフィル)、フランス LA ROCHE POSAY(ラ ロッシュ ポゼ)、韓国INNISFREE(イニスフリー)もドラッグストアで販売されていました。

海外向けOEM製造のパートナーとして

東洋発酵では、これまで台湾向けに化粧品や食品のOEM供給実績があります。
生薬などは、サプリメントで配合可能な原材料に置換え、ご提案をします。

化粧品

• ビタミンC配合クリーム
• 抗シワジェルクリーム
• 目元クリーム
• 美白クリームパック
• 発泡ジェルパック
• 抗シワ集中ケア用美容液
• 保湿ジェル
• アイケアジェル
• ふき取り化粧水

サプリメント

• 子供用サプリメント(乳酸菌、ヒト成長ホルモン分泌促進)
• アイケア
• 脳機能改善(フィッシュオイル)
• 整腸(乳酸菌)
• 肝機能改善
• 睡眠改善

食品剤形

• ドリンク
• 打錠・タブレット・チュアブル
• 顆粒
• ゼリー
• ハードカプセル
• ソフトカプセルなど

当社には、様々な剤形の輸出実績があり、輸出者としての経験を活かした対応が可能です。
自社で輸出を行う事業者様に対しても、製造者としてしっかりとサポートし、製品輸出のお手伝いをいたします。