【発酵化粧品原料】美肌成分を微生物の力で生みだす・増やす発酵

私たちは、希少な美肌成分を作ったり、圧倒的に増やしたり、微生物の営みである「発酵」という方法でオリジナル化粧品原料を作っています。

その例を2つご紹介します。

発酵大豆イソフラボン UNIFINE®-CO(ユニファインシーオー)

発酵が作りだす成分、水酸化イソフラボン。
オリジナル原料『UNIFINE®-CO』は、この水酸化イソフラボンを含んでいます。

水酸化イソフラボンが、豆味噌(八丁味噌)に微量含まれていることは知られていましたが、高い抗糖化作用を有するアンチエイジング素材であることが分かり、大量生産を可能にしました。

イソフラボンを含む大豆エキスを黒麹菌で発酵して生産します。

黒麹菌によって、イソフラボン配糖体はアグリコン体へ変化し、発酵が進むと、水酸化イソフラボンが生成します。

この大量生産を可能にしたのは、数ある麹菌の中から水酸化イソフラボンの生産性が極めて高い麹菌を発見したこと、そして、黒麹菌を大量に増殖させる培養技術を得たことです。

このように発酵が作りだす成分が、水酸化イソフラボンです。

酢酸菌発酵物 IMMUNOL®-CO(イムノールシーオー)

LPS(糖脂質)は、発酵によって大量に増やすことで得られる希少な美肌成分です。

オリジナル原料『IMMUNOL®-CO』は、LPSを規格化した原料です。

LPSは、肌の免疫細胞を活性化することで、ヒアルロン酸の産生を促進してハリを保ち、バリア機能を向上させる成分です。

メカブなどの海藻類や、明日葉やレンコンなどの野菜にも、微量なLPSが含まれています。

そして、この自然免疫を向上させるLPSがお酢をつくることで親しみのある酢酸菌の細胞壁に存在していることが発見されたのです。

そこで当社では、数多の酢酸菌の中から、効率的に増殖する酢酸菌が柿由来の酢酸菌であることを突き止め、LPSの大量生産を可能にしました。

このように発酵によって、希少な美肌成分を大量に増やした成分がLPSです。

発酵化粧品原料をもっと知りたい、発酵化粧品をつくりたいという方は、お気軽にお問い合わせください。

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